3話まで観てみて、やっぱり面白い。ただのアイドル学園ドラマには成り下がっていない!大人でも十分楽しめるような気がします。
私はもはや原作とは別物として観ています。

窪塚にインスパイアされてると言われまくった山Pの彰キャラも、なかなか馴染んできました。謎なのは「だっちゃ」言葉。現代っ子がなぜにラムちゃん?

しかしイケメンな男子二人にかまってもらえて、女子的にはかなり「萌え」なシチュエーションだと思うんだが・・。そんな発想してしまうのは私だけじゃないはず!
でも今までずっといじめられっ子で孤独だった信子にとっては、初めて出来た仲間っつーか、そういう次元で二人の存在が嬉しいんだろあな。(モグラのくだりでそう感じた)

今回私がぐっときたのは、文化祭のおばけ屋敷の準備を押し付けられた彰と信子が交わした言葉。

すすき野原で横になった彰が信子に言う。
「俺ってさ、何やっててもそんなに楽しいって感じたことないんだっちゃ。」
「私も、あとで思ったりする方が楽しい。」
「何それ?」
「テレビゲームとか、やってるときは楽しくないんだけど、勉強してる時とかに思い出すと、楽しかったりする。楽しいことって、あとになってみないとわからないんじゃないのかな。」
お化け屋敷に使うススキを沢山摘み、学校へ戻りながら彰が言う。
「何年かしたら思い出すのかな?」
「何を?」
「朝早く3人で人形を作ったこととか、夕暮れにすすき摘んだこととか、何年かしたら、あの頃は楽しかったなーって、思い出すんかな。」


このセリフを現役の高校生に言わせて、それを観た大人にほろっとさせるみたいなのがニクイ演出だ。きっと誰もが、思わず自分の十代を思い出してしまうシーンだろう。例え平凡な青春時代だったとしても、二度と訪れない時間というのは茜色に染まったススキ野原のように幻想的に見えてしまうこともある。

また、修二のモノローグもいい。

『俺はショックだった。 
 野ブタ。や、バカだと思っていた彰が、
 あんなにちゃんとした物を作ってたってことが、
 ものすごいショックだった。』

『明日になったら、教室は又もとに戻るだろう。
 野ブタ。はまた苛められて、彰は相変わらずわずらわしいヤツで、
 俺は、人気者で。
 それは絶対変わるはずはないのに。
 俺は、不安だった。
 何もない自分が、ものすごく、不安だった。』


他にも「おぉ」とか「プッ」とか思うトコがさりげなく出てくる。それがこのドラマの魅力かな。

ツボだった小ネタは、彰が墓石に「呪」と書こうとして「祝」と書いてしまうとこ。

信子の継父が無愛想に饅頭を差し入れにくるとこ。文化祭に饅頭て・・。(笑)と思うと、それは信子の好物なのだった。

毎年文化祭に現れる三人が「幽霊」じゃなくて「生霊」ってのがナイス。

岡田義徳扮する担任の見事ななおざりっぷりも、実は隠れた見どころ。

(「野ブタ。をプロデュース」日本テレビ毎週土曜日よる9時〜)

※ドラマのセリフは「どらま・のーと」さんから引用させて頂きました。ありがとうございました。(こちらのサイト、すごい情報量です)
「野ブタ。をプロデュース」3話を読みたい方は→コチラ
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